ネットには楽しい出会いのチャンスもたくさんありますが、同時にどんな魑魅魍魎が潜んでいるかもわからない場所でもあります。
たとえそれが優良出会い系サイトであっても例外ではありません。
その気になれば、素性を偽って全く自分とはかけ離れた人を装うことも可能なのです。
通常、出会い系サイトは直接出会うことを目的とするものですから、プロフィールを登録したり、メール相手に自分のことを話す時は、正直に実際の自分を表現しようとするものです。
ところが、ネットには様々な人が接続していますから、中には自分を偽って登録していたりする人もいるのです。
その中の一つに、同性愛者の人がいます。
出会い系サイトでは会員登録の際に、男性・女性のどちらかは必ず入力することになりますが、男性でありながら男性の相手を探したい人、というケースにはさすがに対応していませんから、そういう人は自分を偽り、女性として登録することになります。
仮にそういう女性(中身は同性愛者の男性)と知らずにメールした場合、おそらくほとんどの場合は相手のカミングアウトはしないでしょう。言えば逃げられてしまうのがわかりきっているからです。
ですから女性と信じきってメール交換が進み、実際に会ってみてはじめて相手の正体がわかるわけです。
同様に、レズビアンの女性は男性として登録して男性らしく振舞い、相手になってくれる同性(女性)を探すわけです。
ノンケなのにそういう相手にひっかかってしまった場合は災難としか言えませんが、出会い系サイトでは大抵の場合、規約に同性愛者の利用についての制限などについては書いていないものです。
つまり、同性愛者がそういう方法で相手を探したとしてもそれは自由ということになります。
ただ、やはり自分を偽るということは、相手に対しての信頼を裏切る行為ですし、あまり褒められたものではないでしょう。
もしあなたが同性愛者であれば、システム上やむなく女性として登録したとしても、実は男性です、同性愛者です、ということを明記しておいたり、同性愛の相手募集、のように掲示板で書きこんでみるほうが、ノンケの相手を口説こうとするよりも前向きで効率的といえるのではないでしょうか。